車窓から見る住宅街
家の裏面が見えちゃって不思議な感じという話。
家の裏面と表面
家の裏面とは、家の表面でない面。
表面とは、玄関があり、客を迎える面のこと。
外の人に見られるので、家にとってのそとづら、すましておしゃれにしなくちゃ行けない面は、普通、表面になる。
他方、裏面は生活感があふれて、そんなにきれいにもしない感じになる。なんか薄汚い。
例えば、庭が裏面にある場合と表面にある場合では、ノリが違うのが何となく分かるのではないだろうか。
裏面だと半物置みたいな感じになって、ホースとかおきっぱなしになる。
表面だと花とか植えて、人によっては変なメッセージボードを置いたりして、外部の目を意識したものになる。
電車が住宅街を走ると裏面が見える
本来、家の外の人には目に触れない裏面だが、線路が住宅街を貫いている場合には、それが見えてしまう。
それも、電車に乗っている非常にたくさんの人に見られてしまう。
たぶんその家の客としてやってきて表面を目にする人数の何千倍の人に。
車道に面して表面があることは多いが、電車の線路に面して表面があることはあまりない。線路と自動車道がくっついてあるパターンじゃなければ。
ちょっとにたシチュエーションとして、長屋やビルがぎちぎちに建っていたところの隣の建物が取り壊され、建物の側面が見えてしまうことがある。
変な配管があったり、「原爆」http://michikusa-ac.jp/archives/407103.htmlが見えたりして不思議な感じになる。
あれと似ています。
住民としては悩ましい。明らかに自分の客ではない、自分ちに全然興味の無い人たち向けにきれいにしてもしょうがないけど、でも一応見られはしているし...
女性はちょっと外に出るにも化粧をする人、そうでもない人がいるが、それくらいの感じで対処法が分かれるのかもしれない。
これがビルなんかだと話は違って、その面はもう逆に表面の一つとしてとらえて、広告だらけになってたりする。
住居の場合もそういうパターンもあるが、なぜか田舎のトタンで覆われた古い木造住宅がそうなっていがちな気がする。
以上。
こちらは車窓からとってて家の裏がとれなかった失敗写真。